女性専用シェアハウスの運営・管理を行うRバンク(東京都渋谷区)は、12棟目となるシェアハウス「haco de エコタ」(東京都練馬区)を4月にオープンする。
事務所や店舗として利用されていた築約20年の鉄筋コンクリート造4階建てビルの2階から4階部分をリノベーションした。全14室。
2階には共有のキッチンスペース、3階にはリビングを配置した。デザインは若手建築家らが担当。躯体の状態が良いことから、壁や梁、天井一部はむき出しにすることでコストを抑えて意匠性を高めた。床は無垢のフローリングを使い、極力シンプルな空間に仕上げた。
各部屋にはそれぞれ名前をつけ、名前のイメージに合わせたデザイナーズチェアを配した。
物件はビルを所有する個人オーナーからの依頼で、同社がプロデュースを行なった。リノベーション費用は1階の店舗と合わせ3000万円。賃料の目安は5万7000~で、同社のホームページで入居募集中。現在、既に2室の入居が決まっている。