三好不動産(福岡市)のグループ会社ミヨシアセットマネジメント(同)は12月中に新築のレジデンスホテル『N.33 HAKATA KTKS(エヌドット33博多ケーティーケーエス)』をオープンする。
住宅への用途変更が容易
福岡市内のインバウンド需要の拡大を見込み、自社所有物件や管理物件の収益性向上を図る目的で、2018年から宿泊事業に参入している。これまで福岡市内の賃貸マンションの一部で営業許可を取り宿泊事業を行ったり、新築でホテルを開設したりしてきた。今回オープンするレジデンスホテルは旅館業の許認可を得て運営する宿泊施設で、住居への用途変更が容易にできる点が特徴だ。建物は2階建て木造アパートの建築企画をベースに、旅館業に適合するよう非常灯や避難経路の案内掲示などを設けている。