M&A仲介大手のストライク(東京都千代田区)は2022年8月期に社員を200人体制に拡大する。現在は131人(20年2月末時点)だが、約1.5倍に増やす。コンサルタントを中心に増員し、不動産・住宅関連業界をはじめとした中小企業の事業承継や事業の「選択と集中」などを目的とした中小企業経営者のM&Aニーズに応えるのが狙い。
拡大するM&A需要に対応
新型コロナウイルスの感染拡大を背景に、企業が新規採用を抑制する動きが広がっているが、ストライクは「不景気のときこそ優秀な人材を獲得するチャンス」とみて、積極的な採用を続ける方針だ。荒井邦彦社長は「優秀な人材であれば計画を超過してでも採用を優先したい」としている。