会社で微妙に違う「サブリース内容」主要各社の状況を追う【トレンド企画・法規制で変わるサブリース3】
パナソニックホームズ,アレップス,ハウスメイトパートナーズ,日本管理センター,大東建託
商品|2020年09月11日
一連の事件報道で何かとネガティブなイメージがつきまとう「サブリース」だが、地道に実績を積み重ねる企業が多いことは一般的に知られていない。契約相手となるオーナーの需要をいかに汲み取り、どうプランニングしているのか。詳細をみると、サービス概要に細かな違いが見えてきて興味深い。業界有力5社の取り組みを紹介する。
パナソニックホームズ、障がい者向けグループホームを提案
パナソニックホームズ(大阪府豊中市)では施主から建築を請け負った住居系福祉施設をグループ会社のパナソニックホームズ不動産でサブリースする『ケアリンクシステム』を展開している。
主にサービス付き高齢者向け住宅や有料老人ホームなどが対象で、これまで約130件の実績を持つ。一般的な賃貸住宅では入居率の維持が難しい立地であっても、福祉施設は安定した収益を見込める点が特徴だ。