リアルタイムで空室状況を自動応答
約1万3000戸を管理するGood不動産(福岡市)は6日、不動産会社向けシステム開発のライナフ(東京都千代田区)が提供するAI活用の『スマート物確』を導入した。仲介会社からの問い合わせに電話やLINEで自動応答できる。
Good不動産ではこれまで『仲介会社様専用サイト』で管理物件の空室情報や賃料、入居申し込み状況などがリアルタイムで確認できる環境を構築し、仲介会社との電話やFAXなどのやり取りを効率化してきた。
同サイトと『スマート物確』を連動することで、24時間365日いつでも最新の情報を自動で応答することが可能になった。
仲介会社にとっても、管理会社の営業時間に関係なく、空室状況を確認できるようになる。
電話の場合は音声ガイダンスの後に建物名を声で伝えると、空室の情報を音声案内する。
LINE botの場合は、専用QRコードを読み取り、トーク画面に建物名を入力すると自動で空室情報が返信される仕組み。