三谷産業イー・シー、LPガス使用状況で見守り

三谷産業イー・シー

商品|2024年02月05日

ガスメーターに設置したLPWA端末

 石川県・富山県・福井県で約4万戸に液化石油(LP)ガスを供給する三谷産業イー・シー(石川県野々市市)は2023年12月15日、ガスの使用状況を利用した見守りサービスの提供を開始した。

競合との差別化目指す

 低消費電力で長距離データ通信が可能な無線通信技術「LPWA」を使った端末を活用。同社は、ガスの自動検針や異常検知のため供給先のメーターにLPWA端末を設置している。端末が収集するガス使用状況のデータから、1時間単位で任意に設定する期間を超えてガスの使用がなかった場合に、指定の連絡先にメールを送信。送信先は1戸につき五つまで設定可能だ。

 料金は1戸あたり月額330円(税込み)、初期費用は不要。契約期間の縛りもない。サービス提供対象は、同社がLPガスを供給する賃貸住宅のオーナーや管理会社となる。

 三谷産業イー・シーは、通信機器を使った集中管理システムの導入を推奨する経済産業省の動きに対応して、19年からガス供給先へのLPWA端末の設置を開始した。23年12月28日時点の設置率は約5割。25年末までにはこれを7割にまで引き上げる計画だ。

異常時に送信されるメールのイメージ

異常時に送信されるメールのイメージ

 他方で、ガス供給先の賃貸住宅の管理会社からは、近年高齢単身者の孤独死対策に悩んでいるという声が届いていた。賃貸住宅は、同社のガス供給戸数の7割ほどを占める。管理会社の声に応える形で始めた同サービスは、提供開始から約2週間で複数の管理会社から問い合わせを受けているという。山崎誠取締役は「集中管理システム導入で、ガス漏れなどの早期発見による安全性強化を進めてきた。これに加え、見守りサービスのように賃貸管理会社の需要があるサービスの提供で競合との差別化を図り、北陸地方のシェアをさらに拡大したい」と語る。

(2024年2月5日9面に掲載)

おすすめ記事▶『IRIS、電球による見守りサービス』

検索

アクセスランキング

  1. 新日本信用保証、ブランド問わずクレカで決済

    新日本信用保証,センチュリー21・ジャパン

  2. 仲介件数「横ばい」で折り返し【2026繁忙期速報】

    S‐FIT(エスフィット),ユーミーらいふグループ

  3. 成約賃料上昇、東京中心に加速【繁忙期速報2026】

    クラッシー・ホームズ,山一地所,アーバンホーム,ワンダーライフ,日建産業,グローバルセンター,デパートひろた,

  4. イタンジ、契約書管理サービスと連携

    イタンジ

  5. IREM JAPAN西日本、離職率40%を2%に改善

    一般社団法人IREM JAPAN(アイレムジャパン)

電子版のコンテンツ

全国賃貸住宅新聞からのお知らせ

お知らせ一覧

サービス

発行物&メディア

  • 賃貸不動産業界の専門紙&ニュースポータル

  • 不動産所有者の経営に役立つ月刊専門誌

  • 家主と賃貸不動産業界のためのセミナー&展示会

  • 賃貸経営に役立つ商材紹介とライブインタビュー

  • 賃貸管理会社が家主に配る、コミュニケーション月刊紙

  • 賃貸不動産市場を数字で読み解く、データ&解説集

  • RSS
  • twitter

ページトッップ