IPインターホン販売やITインフラ開発を手がけるDOORCOM(ドアコム:東京都港区)。これまでに培ってきたIT技術と建築設計・施工技術を活用し、賃貸住宅のスマート化だけでなく、管理会社の業務効率化を促している。
安心・安全の基準高める
宅配ボックス一新 顔認証で解錠
2023年、DOORCOMはスマートフォンアプリと連動する宅配ボックス「スマート宅配ボックス」をリニューアルした。賃貸住宅の宅配ボックスの解錠をICカードと暗証番号で行うことができる商品だ。リニューアルにより、入居者は顔認証でも宅配ボックスの解錠ができるようになった。入居者向けのスマホアプリ「SmartPlus(スマートプラス)」によって、荷物の配送や保管に関する情報がリアルタイムで通知されるため、入居者は荷物をスムーズに受け取ることができる。同アプリでは、IPインターホンの遠隔応答や、スマートロックの遠隔解錠などにも対応する。
管理会社向けには、宅配ボックスを遠隔管理するクラウドシステムを提供。入居者の利便性向上だけでなく、管理会社の宅配ボックスの管理業務を効率化する狙いもある。