市萬、無料の建物診断 提案に活用

管理会社ノート大規模修繕編

管理・仲介業|2024年03月11日

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工事受注率50%

 賃貸住宅2200戸を管理する市萬は、無料の建物診断を実施することで、大規模修繕工事を促すきっかけとする。管理物件のうち、約75%が築20年以上となっている中、オーナーへ不動産の長期活用を訴える。管理物件の入居率は95%だ。

 同社は東京都23区のほか、神奈川県全域を商圏とする。従業員数は30人で、物件管理やオーナーを担当している賃貸事業部15人のうち、2人が大規模修繕工事の提案を行う。

 管理を受託するオーナーは約200人。そのうちの95%以上が地主系で、投資家系のオーナーは5%未満だ。平均築年数は28年となっている。

 2023年の大規模修繕工事の実績は6件。工事内容は屋上防水、外壁塗装や共用廊下の修繕、給排水管設備の交換などだ。平均的な工事単価は木造が300万〜500万円、鉄骨造が1000万円、RC造が2000万円だ。オーナーから依頼があった際に、施工会社を紹介しており、紹介する工事会社は3〜4社。

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