不動産会社向けシステムで初
家賃債務保証会社向けクラウド型システム「家賃保証クラウド」を提供するリース(東京都新宿区)は、日本信用情報機構(以下、JICC:東京都台東区)との連携を発表した。6日から、JICCが保有するデータベースに同サービス上でアクセスし、個人信用情報を参照することができるようになった。クラウド型の不動産業界向けSaaS(サース)システムで、JICCが保有するデータベースへのアクセスが可能になったのは不動産業界では初となる。
JICCは、1986年に設立され、貸金業法に基づく指定信用情報機関として、個人情報の収集、登録、管理、提供および交流を主幹事業としている。主に会員の金融機関や消費者金融事業者などへ与信判断のための参考情報を提供したり、個人向けには自身の信用情報を開示したりするサービスを手がけている。