賃貸管理業の法制化に貢献
2023年秋の褒章で黄綬褒章を受章した末永照雄氏の受章記念祝賀会が2月28日、東京都内の明治記念館で開催された。
末永氏は都内で賃貸管理会社アミックスを設立してその経営にあたる一方、公益財団法人日本賃貸住宅管理協会(以下、日管協)の設立前からその団体組織化に尽力し、長年にわたって理事、常務理事を務めた。
14年からは6年間、日管協の会長として、賃貸住宅管理業の法制化と賃貸不動産経営管理士の国家資格化実現に大きく貢献した。今回の受賞はその功績が認められたものだ。黄綬褒章の受賞は、賃貸管理業界で初めてとなる。
祝賀会当日は、発起人代表を務めた現日管協会長の塩見紀昭会長をはじめ、同じく発起人の全国賃貸管理ビジネス協会の高橋誠一名誉会長と三好修会長、公益社団法人全国賃貸住宅経営者協会連合会の宮野純会長など、業界関係者、行政関係者、学識経験者ら300人が参加した。
業界関係者ら300人が参加
あいさつで登壇した末永氏は「今回の受賞は、賃貸管理業界が社会に認められたということであり、そのことを喜びたいと思います」と述べると共に、日管協の歴代会長や来賓の紹介をしながら感謝の言葉を伝えた。
(2024年3月18日1面に掲載)