公益財団法人日本賃貸住宅管理協会(東京都千代田区)は、2024年度賃貸不動産経営管理士試験に向けた有料講習「賃貸不動産経営管理士5問免除講習」(以下、免除講習)の受講申し込みを、4月25日より開始した。
賃貸不動産経営管理士は、21年4月に国家資格となり、22年度以降は合格率が20%台で推移している。23年度の合格率は27.9%で、難易度は上昇傾向にある。
免除講習は、賃貸住宅の管理業務に必要な専門知識を提供し、受講者には同試験の50問中5問が免除される。23年の合格者のうち約5割が受講している。
免除講習のスケジュールは、7月24日から9月18日。全国21地域33会場で開催される。内容は、各専門分野の講師によるスクーリング形式で行われ、1日あたり6時間30分で試験範囲を網羅できる構成となる。
(2024年5月6日4面に掲載)