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下水道処理施設の維持・管理やビルメンテナンス事業などを展開するカンキョウ(大阪市)は、集合住宅における保守や点検業務の事務作業と現場対応を効率化するシステムを展開している。システム名は「スマリブ」。消防設備等点検や排水管清掃といった入居者とのアポイントが必要な業務に特化している。
消防点検は法定点検でありながら、全国的に2020年3月時点で実施率が50%程度の低水準にとどまっている。背景には、入居者が管理会社と直接アポイントを取るために電話をかけている現状があり、手間と時間がかかることが実施率の低さの一因となっている。カンキョウはこうした問題を解決するためにスマリブを開発した。