120㎡の共用部確保、申込100件超
東京ガスグループで、不動産の開発を行う東京ガス不動産は2月末、コリビング型賃貸住宅「Fuu Oimachi by LATIERRA(フウ オオイマチ バイ ラティエラ)」を竣工する。1階に120㎡の共用部を確保し、差別化を図る。
同物件は、賃貸住宅ブランド「LATIERRA」シリーズの33棟目だ。JR京浜東北線大井町駅から徒歩7分に立地する。新規で取得した築35年の物件をフルリノベーションした。9階建てで全49戸。間取りはワンルーム、1K、1LDKで、広さは16~37㎡。
入居者ターゲットは20代前半から30代後半の単身者層に定める。
開発本部の鎌田優佳主査は「共用部は、リラックス用と仕事用のスペースを確保。またトレーニング機材を設置したジムスペースなども完備した。これらの機能を求め外部施設を利用した際にかかる手間やコストを削減することで、『タイパ』や『コスパ』を求めるターゲット層に対し、付加価値を提供する」と話す。
3月上旬の入居開始予定に対し、2025年12月末までの先行エントリー数が100件を超えたという。坪単価は、近隣の築浅物件の相場比で20%増を想定する。
共用部を完備したシェアハウスやシェア型レジデンスとの差別化について、鎌田主査は「企画段階で重視したのは、コミュニケーションの密度。入居者間の交流を強制的に促す仕組みは持たせていない。個人の時間にフォーカスしたゾーニングが特徴」と語る。
LATIERRAシリーズは、今後も取得した土地のエリアニーズに合わせて企画・開発を進める方針だ。
展開エリアは東京都を中心とする。供給方針は、グループの保有物件の改修や土地活用、新規取得による開発の選択肢を持つ。
26年度まで、すでに2棟の竣工を予定している。
(2026年2月23日2面に掲載)




