企業規模による格差をなくす
不動産テック事業を開発、運営するウルスタは、不動産業務に不可欠な基本機能を備えた業務支援SaaS「ウルスタ」を提供している。顧客管理、AI賃料査定、書類管理、電子サインなどの主要業務を一画面で管理できるシステムだ。
同システムは、主に従業員数1〜10 人の小規模不動産事業者向けに開発された。小規模事業者にとって従来の不動産SaaSは価格が大きな負担だったが、ウルスタは月額980円から全機能を利用できる。料金プランは4種類あり、管理戸数によって決まる。社内の利用ユーザー数にも制限は設けていない。初期費用も0円のため、企業の規模を問わずすべての事業者が導入しやすい価格体系を実現した。
特徴的な機能は、「顧客管理機能」だ。顧客のステータスを可視化し、担当者が次に取るべき行動を明示する。業務の優先順位に悩まずに済むため、入居者への対応の遅れを防止できる。適切なマネジメントを支援することで、営業スタッフの業務効率を高めるとともに、業務負担軽減や離職を防ぐ狙いがある。
同社の馬場生悦社長は「小規模な不動産会社でも導入できるよう、月額980円からという低額のサブスクリプション形式を採用した」と話す。
(2026年8月10日8面に掲載)





