シェアハウスを運営するボーダレス・ジャパン(東京都文京区)は7月31日、入居者間での海外留学制度「フリーハウスエクスチェンジ」を開始した。同社が運営する物件の入居者を対象に希望者を募り、国内外で互いの住まいを交換し、一定期間住むというもの。2週間からの滞在が可能で、その際にかかる費用は入居者が契約している物件の賃料のみ。
鈴木雅剛副社長は、「宿泊費の負担がなくなると、海外渡航のハードルが一気に下がります。金銭面で留学を躊躇していた入居者のために、気軽に現地での文化交流ができる場を提供したいと思い、企画しました」と話す。
8月に3週間ソウルへ行く予定の入居者は、「1人で海外へ行っても、現地の方と交流できるか心配でした。宿泊先は同じ運営会社の入居者なので、深い交流ができると思い、申し込みました」と話す。
今後、同社はスタディツアーや文化体験の場を提供するなど、留学の目的となるようなコンテンツの拡充を図っていく。