愛知県半田市を中心に、建設、管理を行う沢田工務店(愛知県半田市)は、RC造戸建賃貸住宅「VIVO(ビーボ)」の販売を開始した。9月4日から完成見学会及びセミナーを開催。地主や入居希望者、業者などが参加した。
「VIVO」は、20坪の土地から建設可能な賃貸住宅。同社が得意とするRC工法を用いることで、耐久性や防犯性に長けた商品となった。本体価格は、1棟あたり838万円~(3棟同時申込の場合)。仕入れ価格を抑え、独自技術を用いることで工期を4カ月に短縮。低価格を実現した。
「新婚世代の従業員が、『住みたい戸建賃貸住宅がない』という意見が出たのをきっかけに、当社でも提供できないものかと開発を始めました。思い切った価格帯にすることで、多くの方々にRC造の長所を生かした賃貸住宅の提供ができると考えています」(統括本部澤田治氏)
建物は、白を基調としたデザイン。家賃8万~8万5000円で、利回り約10%を想定している。全面芝生の庭スペースなど(諸費用別途)を付け加えることで住環境からの提案を行っていく。愛知県内で、2010年3月までに30棟の建築を目標にしている。