AirBnbでのやりとりが簡単に
民泊管理ツールを提供するmatsuri technologies(マツリテクノロジーズ:東京都豊島区)は1日、新サービス『m2m Hotels(エムツーエムホテルズ)』の提供を開始する。
想定利用者は民泊事業者だ。複数のホテル予約サイトに一括登録できる手間いらず(旧比較.com、東京都渋谷区)運営のウェブサイト『手間いらず』を利用していることが条件になる。7月からAirbnbとの提携により、同サイトにおいてAirbnbでの宿泊者募集が可能になった。それまでの予約サイトでは発生していなかった事業者と宿泊希望者との間でメッセージの送受信が行われるようになったことから、同サービスを開発。
メッセージの送信の手間を省ける機能を付けた。例えば、複数の民泊物件を管理している場合にはAirbnbを通して受け取ったメッセージを返信する際、事業主ごとにログインとログアウトを繰り返さなければならない。しかし、同サービスを利用すると、システム上からまとめてやりとりができる。
吉田圭汰社長は「民泊代行会社の業務効率が向上すれば依頼元の管理会社にとっても利益につながる」と話す。