空室確認から内見、申し込みまで自動化

イタンジ

商品|2017年12月12日

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イタンジ、スマートキーボックスとシステム連携

不動産会社向けにITサービスを提供するイタンジ(東京都港区)は7日、内見業務を効率化する新サービスを開始した。不動産会社の仲介業務をサポートするサービス『Cloud ChintAI(クラウドチンタイ)』にスマートキーボックス『igloohome(イグルーホーム)』を連携させる。スマートキーボックスとITサービスをつなげることで、仲介会社はシステム上で空室確認から内見の手続き、申し込みまでをウェブ上で行うことができる。

すでに同社のITサービスを利用するスター・マイカ(同)の協力のもと、スター・マイカが管理するマンションで導入を開始した。igloohomeの販売は日本の代理店であるSQUEEZE(スクイーズ:同)が担当する。

Cloud ChintAIにより、物件確認の電話には『ぶっかくん』が希望の物件の空室状況について24時間自動で応答。空きがある場合には『内見予約くん』でカレンダーから対応できる日時を選べば内見の予約は完了する。その後、内見に同行する際には、スマートキーボックスの暗証番号がワンタイムパスワードで送られ、暗証番号を電話で聞く手間も省ける。入居希望者が申し込みをする際には、『申込受付くん』でスマートフォンから申込書式に入力するだけでよい。入力内容が管理会社、仲介会社、家賃債務保証会社に一斉送信され、審査の状況はプラットフォーム上で確認できることになる。

スマートキーボックスとシステムの連携は管理会社にとってもメリットが大きい。暗証番号流出のリスクを減らせ、どの仲介会社が解錠したかの履歴を把握でき、暗証番号を変更する手間がなくなる。年間1000~2000個の提供を見込む。伊藤嘉盛社長は「電話やFAXのやりとりなどムダを減らしていきたい」と話す。来年にはスマートロックとの連携もしていく予定だ。

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