不動産ストック有効活用事例学ぶ

公益財団法人不動産流通推進センター

その他|2018年06月19日

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国交省、中古住宅のイメージ向上へ

業界関係者ら約200人が参加

公益財団法人不動産流通推進センター(東京都千代田区)は6月7日、住宅支援機構本店(東京都文京区)で『不動産業のためのストック有効活用フォーラム』を開催した。業界関係者ら約200人が参加した。

第1部では「既存住宅・建築物の活用促進、既存住宅流通・リフォーム市場の活性化」と題して、国土交通省の大臣官房審議官住宅局の山口敏彦氏が登壇。国が中古住宅のマイナスイメージを払拭(ふっしょく)するために事業者団体に標章を付与する制度「安心R団地(特定既存住宅情報提供事業者団体登録制度)」について説明。山口氏は「不安」「汚い」「わからない」の3つのイメージを払拭する必要があると強調し、特に「汚い」イメージの払拭においては外装・内装・設備の現況写真を閲覧できるよう呼びかけた。

第2部では「エバリューションによる有効活用活性化」と題して、明海大学不動産学部長の中城康彦教授が登壇。産業遺構の紡績工場を分譲住宅に再活用するなど、イギリスやロシアの不動産有効活用事例を紹介した。その後「建物エバリュエーション」事例コンテストの受賞事例発表が行われた。大賞を受賞したのは尚建(東京都文京区)の『Things.YANAKA(シングスヤナカ)』、優秀賞にスペースRデザイン(福岡市)の『リノベーションミュージアム冷泉壮』と日本土地建物(東京都千代田区)の『ドーミーイン後楽園(NTPR後楽園ビル)』。

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