夢相続(東京都中央区)は、同社が企画・提案した賃貸マンション「ルシエル武蔵小杉」竣工を発表、3月26日(金)に完成内覧会を行った。
同物件は、オーナーの相続問題に際し、同社がアドバイスやサポートを行った案件。財産評価と相続税額の確認、共有名義の解消、不要な土地の売却とそれに続く土地の有効活用までをコーディネートした。そして、有効活用の結果建設された物件が、今回の「ルシエル武蔵小杉」である。
建設前は、古い貸し工場が建っていた。その時の地代収入は年間180万円。また、古いアパートも建っておりその収益を合わせても年間300万円程度だった。
賃貸マンションとして稼働後は、収益はおよそ10倍になり、投資利回りは10%と予想されている。建設コストは、2億7090万円。
物件の企画を担当した、夢相続の巻渕渡専務は、物件についてこう語る。
「全戸の玄関に専用ポーチと付け、分譲マンションのような仕上げになっています。ポーチと玄関ドアの間にはトランクルームも設けました。また、特に水回り設備については分譲仕様のものを取り入れ、快適性にこだわっています」
各戸には、入居者ニーズの変化に対応できるよう、1LDKと2DKどちらにも変化する可動間仕切りドアが設置されている。
これらの特徴が評価され、入居開始をまたず、竣工と同時に、15戸すべてが満室となった。