築古民家の再生活動をしている一般社団法人全国古家再生推進協議会(大阪府東大阪市)が7月18日、新規エリアで空き家・古家物件見学ツアーを開催する。開催場所は複数あり、神奈川県の湘南地区と、石川県の小松エリア。加えて大阪府内では開催地域を広げ、今後は熊本県でも予定している。
7月から各地で実施
見学ツアーは、当協議会が認定する古家再生士が主催するイベント。実際に空き家や築古物件を見学しながら、収益不動産として再生する知識を深めるもの。1日で3、4件の不動産を見学した後、セミナー形式で復習を行う。売り出し中のほかに、改修工事中の不動産を見学できる。ツアーでは、購入時に注意すべき、立地や周辺環境、建物の老朽化の程度などを参加者と一緒に確認していく。そのうえで、家賃相場と利回り、工事費用から、適正な買い取り価格を算出する。希望者には売買仲介会社を紹介する。