【トレンド企画・前半】管理会社向け入居者コミュニケーションツールの今
商品|2020年11月04日
賃貸管理会社が入居者とコミュニケーションをとるためのITツールが普及しつつある。管理業務の効率化が図れるだけでなく、入居者に付加価値サービスを提供し、満足度向上につなげることが可能だ。入居者アプリについて探った。
業務効率化と付帯サービス提供が可能
専用アプリをダウンロード
管理会社の業務を支援するさまざまなITツールが登場している中で、入居者とのコミュニケーションをサポートする商品が普及しつつある。これまで管理会社にとって、入居者と接する機会は契約関連を除くと、クレームや設備に関する問い合わせが大半。入居者とのコミュニケーションはネガティブな業務になってしまっている。しかし、入居者コミュニケーションツールを導入することで、管理業務が一変する。ITツールで、業務効率化に加え、入居者満足度の向上につながる付加価値の高いサービスを提供することができるからだ。管理会社向けの入居者コミュニケーションツールは複数あるが、多くは入居者がスマートフォンに専用アプリケーションをダウンロードし、管理会社とのやり取りを可能にする仕組みだ。各社のツールに共通する主な機能と、その効果について紹介する。