【その2】賃貸仲介の実態、各社ごとにどう違う? 遠州鉄道, アメニティーハウス, 福住 企業|2020年11月20日 新店舗・高台店の外観 賃貸仲介の収益力は何で決まるのか。さまざまな指標がある上に、業界として明確なモノサシがあるわけではない。そこで本紙は、賃貸仲介件数や内訳、単価をはじめとした各種指標を複数の地場企業にヒアリングした。第2回目の今回は遠州鉄道、アメニティーハウス、福住の3社を紹介する。 遠州鉄道、不動産部門の半数超が仲介社員 分業制で成約率向上 管理戸数5100戸の遠州鉄道(静岡県浜松市)では、不動産本部の上位3つの事業はマンション分譲事業、売買仲介事業、再販事業。賃貸仲介業が占める割合は3.8%に過ぎず、賃貸管理業とほぼ同格。粗利益になると賃貸業が注文住宅販売に追随する形となる。