約3万6000戸を管理する三好不動産(福岡市)は9日、飛沫(ひまつ)防止パネルを全営業車48台に設置して内見案内を行うと発表した。繁忙期に備え、新型コロナウイルスの感染対策を強化しながら仲介営業を展開していく。
繁忙期の内見案内に備える
飛沫防止パネルは、前部座席と後部座席との間に設置している。車内では換気に加え、客が入れ替わるごとにドアノブや座席をアルコール消毒する。また、運転する従業員は手洗いやうがいや、マスク着用のほか、出社時には体温の測定などを行い感染防止に取り組んでいる。
広報課の川口恵子氏は「来店者アンケートでは、感染対策が施された店内に安心感を抱く声が目立っていた。繁忙期を迎えるタイミングで営業車にも対策を講じ、より安全に部屋探しをしてもらいたい」と語る。
同社は昨年発出された1回目の緊急事態宣言以降、仲介店舗のカウンターに飛沫防止ボードを設置するほか、店内のアルコール消毒を続けている。
(1月18日2面に掲載)
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