三和建設(大阪市)は19日、東京都品川区にRC造5階建て全10戸の賃貸マンション『パークフォレスト』を完成させた。高い遮音性能を持つ『ニューシンカ工法』を採用したマンションとして、三和建設では3棟目となる。
内装刷新容易なスケルトン・インフィル構造
『ニューシンカ工法』は専用の鋼管をスラブ上に設置し、二重床を構成することで遮音性を高める工法として、『ルネスマンション』をFC展開するエス・アイ・ルネス(東京都港区)が開発した。在来工法では一般的に2等級にとどまる遮音性が、同工法により3~4等級まで高めることができる。賃貸住宅の場合、退去に直結する騒音を抑えることで居住性を高め、長く住んでもらえるマンションを目指した。