入居者トラブル対応コールセンター事業を行うオーナーズエージェント(東京都新宿区)が、2020年、19年から売り上げを10%伸ばし、受託件数は11万5000戸となった。例年2万戸ペースで増やしてきたが20年はそれを超える状況だったという。
コロナ禍以降、騒音トラブルに関する問い合わせが増加した。「在宅率があがり、音を気にする人が増えたのだろう」と藤澤雅義社長は話す。
コールセンター事業には60人のスタッフが在籍しているが、現在出社しているのは3割程度だ。希望者は全員在宅勤務で、スタッフは自宅のパソコンでコールセンターで受電した問い合わせに対応できるという。出社しているのは、自宅で働く環境を確保しにくい人と、研修中の新人スタッフだけだ。20年の緊急事態宣言直後は、全スタッフが在宅で業務にあたった。
(3月8日3面に掲載)
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