給水管の劣化を遅らせる装置「NMR(エヌエムアール)パイプテクター」を販売する日本システム企画(東京都渋谷区)が、賃貸住宅の給水管を維持管理するサービスを、20日に開始した。賃貸管理会社に対し代理店加盟を呼び掛けている。
NMRパイプテクターは、給水管を腐敗させる原因の赤さびを、水中に捕らえられた電子(水和電子)と結合させ、黒さびに変化させる。黒さびは南部鉄瓶や中華鍋にコーティングとして使われ、数百年腐敗させないといわれる。
また、導入後すぐに、味が良くなるなど水質の改善効果も期待できるという。これまでの導入実績は4200棟以上で、英国の大英博物館やバッキンガム宮殿でも導入されている。