管理会社と入居者がコミュニケーションを取れるアプリを開発、運営しているパレットクラウド(東京都渋谷区)は6月、関東でガス料金が東京ガスの一般料金より安くなる「パレットガス」の提供を開始した。
CD(シーディー)エナジーダイレクト(東京都中央区)がガスの小売り・供給元で従来のガス会社と品質が変わらない供給が可能だ。8月時点では茨城県日立市を除く東京地区などの東京ガス供給エリアが対象となる。運営しているアプリ「パレット管理」を導入している賃貸住宅の入居者が利用対象者だ。ガスの使用量にかかわらず、東京ガスの一般料金よりも安価でガスを利用できる。さらに電力サービスの「パレット電気」と併せて契約することでセット割が適用され、価格が割引になる。入居時のガス・電気の契約手続きをまとめて行えるため、入居者は手続きの負担が軽減される。