海外不動産仲介事業を行うMSJ(東京都中央区)は、2月17日、海外不動産セミナーを開催した。ツイッター、フェイスブックなどで呼びかけ、定員50名に対し54名が参加した。参加者は投資家のほか、今後不動産投資を検討している人など。年齢層も30代から60代までと幅広い。
セミナーでは海外にも不動産を所有し、自身も中国人向けに日本不動産を紹介するサイトを運営する鈴木資産管理(東京都江東区)の鈴木学社長が講演。海外不動産投資のメリット、デメリットについて体験や分析を語った。
同時に、同社が日本で正規エージェントとなっているフィリピンの高級層向けコンドミニアムの販売も行われた。確保していた10部屋は当日完売。セミナー後も合わせると、合計15部屋分の予約が入ったという。
「参加者の中には海外へ資産を分散したいという人もいました。海外不動産への需要が高まっていることを実感しました」(松丸茂司社長)