「金持ち大家さん」実践アカデミー事務局のFPコミュニケーションズ(千葉県市川市)は、6月9日に「造成・基礎・構造見学会」を多摩市にて開催し、地主・家主が11人参加した。
公道より2m低い土地にインフラを敷き、道路を整備した上で建築に着手するまでの道のりを、最新の工法を直接目で見ながら学ぶ見学会となった。300平方m以上の広い土地の有効活用法を知りたい、造成工事が必要な土地の活用方法を知りたい、造成・基礎・構造のチェックポイントを知りたい、というオーナー向けに開催された。
会場となった場所は、5000平方mの敷地のうち、1000平方mの造成を完成させた現場。公道と敷地の間にあった高低差2mを、緩やかな角度で35mの道路を施設してつなげ、インフラを整備した。企画検討から2年もの時間をかけて考えられたプランだという。
参加者が記入したアンケートでは「実家が坂の途中にあるので参考になった」「木造在来工法の最先端が見れた」などの声が多く好評だった。
同社では見学会を定期的に開催しており次回は、リノベーションした一戸建てと新築賃貸アパートのコラボレーション物件見学会を7月に都内で開催予定だ。