不動産コンサルティングやホームインスぺクション(住宅診断)を提供しているさくら事務所(東京都渋谷区)は2月から、投資物件向けのホームインスペクションの有料オプションとして、10年間の修繕費用の目安が分かるリポートを追加した。収益不動産への金融機関の融資姿勢が厳しくなっている中で、審査の際に提出する添付資料の一つに加えるなど活用を見込む。
収益物件の住宅診断に新オプション
同社の収益物件のインスペクション報告書では、リストと写真で不具合の有無や修繕が必要な箇所の指摘を行っている。新オプションとなるリポートには、1年以内の緊急の修繕が必要となる箇所や費用の目安、5年以内に修繕が必要となる箇所や費用などを記載する。