窓口設置1年で22件の相談

埼玉県住宅供給公社、埼玉県宅地建物取引業協会、全日本不動産協会埼玉県本部

商品|2020年03月09日

  • twitter

 埼玉県住宅供給公社(さいたま市)と(公社)埼玉県宅地建物取引業協会(同)、(公社)全日本不動産協会埼玉県本部(同)は、2019年3月に空き家相談に関する三者協定を締結し、約1年が経過した。20年2月15日現在で相談件数は22件、そのうち専門的な相談に至ったのは5件だった。

築80年超の特定空き家の解体も

 「圧倒的に木造戸建ての物件の相談が多い」と話す、埼玉県住宅供給公社の水野慎太郎・住まい相談プラザ所長。22件の相談のうち、21件が築50年ほどの木造戸建て、1件は、賃貸マンションについての相談だったという。さらに専門相談に至った5件のうち、1件は「特定空き家」として自治体からの解体命令が出ていた。築80年以上の木造戸建てで、さいたま市内に住む80代の所有者からの相談だった。近隣住民から苦情を受け市が所有者へ連絡。所有者が『住まいの相談プラザ』へ相談に来たことで、空き家は解体となり既に更地になっているという。他の3件は、親の家を相続したが既に独立し住む人がいないため売却、解体、賃貸などの今後の相談。1件は物件が京都にあり、相続時の手続き自体もきちんとしていなかった案件だったという。

有料会員登録で記事全文がお読みいただけます

検索

アクセスランキング

  1. 大手不動産会社で入社式

    レオパレス21,大東建託グループ,ハウスメイトパートナーズ,APAMAN(アパマン),常口アトム,武蔵コーポレーション,TAKUTO(タクト),三好不動産

  2. ビューン 大石隆行社長 電子書籍読み放題、13万戸に

    【企業研究vol.246】ビューン

  3. 戸建て賃貸強みに売上33億円【上場インタビュー】

    東日本地所

  4. 不動産業アワード、10社が受賞【クローズアップ】

    国土交通省

  5. セイワパーク 清家政彦社長 時間貸し駐車場1万2000車室

    【企業研究vol.245】セイワパーク

電子版のコンテンツ

サービス

発行物&メディア

  • 賃貸不動産業界の専門紙&ニュースポータル

  • 不動産所有者の経営に役立つ月刊専門誌

  • 家主と賃貸不動産業界のためのセミナー&展示会

  • 賃貸経営に役立つ商材紹介とライブインタビュー

  • 賃貸管理会社が家主に配る、コミュニケーション月刊紙

  • 賃貸不動産市場を数字で読み解く、データ&解説集

  • RSS
  • twitter

ページトッップ