隣人交流型賃貸住宅を展開するグローバルエージェンツ(東京都渋谷区)は、新築のソーシャルアパートメント『NEIGHBORS(ネイバーズ)東十条』を3月に東京都北区に竣工・開業予定だ。竣工前の初回の大型内覧会を終えて30%の居室に申し込みがあった。同社では春の引っ越しシーズンに照準をあて、開業時の満室を目指す。
隣人交流型賃貸を3月開業
ソーシャルアパートメントは賃貸マンション内にラグジュアリーなラウンジを設置することで、住人間の自発的なコミュニティー形成を促進させるという、ワンルームマンションともシェアハウスとも異なる新しい集合住宅。同社では首都圏を中心に44棟約2658戸を運営しており、物件ごとに「自転車」「映画」などのテーマを決め、「映画館」などオリジナル共用部を設けるのが特徴だ。メーンターゲットは、会社以外の新しい交流を広げたい20~30代の社会人で、年間平均稼働率は93%と高い。