東建コーポレーション(愛知県名古屋市)は、3月14日に2022年4月期第3四半期決算を発表した。連結での業績は売上高が21年同期比0.4%減の2300億3800万円、営業利益が同4.4%増の113億4000万円、経常利益が同1.4%減の115億5800万円だった。
建設受注は6.3%増と回復傾向
建設事業の売上高は21年同期比8.4%減の824億900万円、営業利益は同21.9%減の63億9700万円だった。減収の要因は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、緊急事態宣言の発出時には営業活動の自粛や縮小を行うなどしたため、21年4月期上半期の受注高が伸び悩んだからだという。減益の背景には、木材や鋼材といった建設資材価格の高騰がある。