賃貸PM事業を明確にアピール
三井不動産住宅リース(東京都新宿区)は4月1日、「三井不動産レジデンシャルリース」に社名変更する。
昨年10月1日、三井不動産(東京都中央区)の賃貸住宅事業と、三井不動産レジデンシャル(東京都中央区)の分譲住宅事業が、互いのノウハウを共有する目的で三井不動産住宅リースに統合された。
これまで分譲マンションは三井不動産レジデンシャルサービスが、賃貸住宅は三井不動産住宅リースがそれぞれ管理を担当していた。
グループの中で、賃貸住宅のプロパティマネジメント事業を手掛ける中核会社であることを明確に位置づけるために社名変更する。
近年は少子高齢化や、未婚化、晩婚化などの婚姻に対する意識の変化や就業意欲の高い高齢者の増加など、ライフスタイルが変化している。
時代のニーズを捉えるために、賃貸住宅ブランド「パークアクシス」ではカフェや保育園、共用リビング併設などの企画を続けている。
2016年度は同社にとって設立30周年の節目となる。
これまでの経験を生かし、「魅力ある賃貸住宅のあり方」と「快適な都市の住まい」を提供できるよう取り組む。