賃貸物件を2027戸管理するイズミ(滋賀県彦根市)は、1月に全48戸のRC造賃貸マンション『フォンテーヌ彦根』を竣工し、9月時点で満室となった。
彦根市で設備の希少性で差別化
同物件は彦根市周辺では見かけない設備を付けた物件をコンセプトに2018年6月頃立案され、エレベーター、ジム、トランクルームや宅配ボックスの設備が用意される。特にエレベーターは「滋賀県内の物件では見たことがなく、他物件と差別化が図れる。また賃貸仲介業を行う中で、都心部からの転勤者からのエレベーター需要が高いと感じた」と賃貸仲介部の山岡美成課長は話す。同社では転勤者の居住先を斡旋する仲介が多く、今回も実際に入居に至ったのは6割が法人契約となった。その他は30~50代の夫婦などが多かったという。