工事作業依頼・報告回収ツール『Qosmos(コスモス)』を開発・販売するBPM(ビーピーエム:東京都渋谷区)が、2020年12月よりオンライン退去立ち会い機能をリリースした。
アプリで室内写真と修繕費用を共有
同ツールは物件の管理会社向けのサービスで、部屋内の写真や修繕費用を入居者とオンライン上で共有し退去立ち会いを行う。入居者とのスケジュール調整が不要なため、原状回復工事の着手がスムーズとなり空室期間の短縮につながる。全てオンライン上で完結するので、入居者はスマートフォンがあれば短時間で手軽に確認可能だ。感染症対策として、対面する機会を減らしたいというニーズに応えることができるのも強みである。実際に賃貸物件の管理戸数が3万5000戸を超える三井ホームエステート(東京都千代田区)でも一部エリアで試験導入を開始した。