投資用不動産販売、賃貸管理を行うCon Spirito(コンスピリート:東京都渋谷区)は、1年間で賃貸管理戸数を675戸伸ばし、3月末時点で3222戸となった。管理戸数増加のため、2019年から新しく行った施策は2点。投資販売会社との業務提携と、地方物件の管理受託強化だ。
投資会社との提携と地方開拓を推進
1点目の業務提携では、販売のみを行い、自社で管理を受けていない販売会社と協業。販売後の管理を受託している。現在提携している会社は5社で、管理受託エリアは1都3県。同社の村上幸生社長は、「販売時の利回り確保のため管理会社に無理を強いて、管理料を下げさせている販売会社も多い。きちんと利益を確保するために、そういった会社は避けている」と話す。場合によっては、販売営業の途中から当社が同行することもある。販売後の管理について、直接話すことで、オーナーに販売後の安心感を得てもらうためだ。