利回り以外も重視し資産拡大

【連載】CPM®がもたらす高い職業倫理とプロフェッショナルスキル 第103回

管理・仲介業|2024年02月01日

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 当社では私がCPMを取得してから数年をかけて事業を「顧客向けサービス」にシフトしてきました。特に「不動産を活用していかに資産を拡大して行くか」そのアドバイスや売買仲介・管理がサービスの中心です。

CPM理論を活用 保有物件の健全化

 CPMを取得して、まず私自身が行ったのは、CPM理論を活用して自社が保有していた賃貸物件の運用の健全化を行うことでした。

 次に運用見込みのある物件の購入、売却を進め、自社の要求利回りを設定。それまで必要に応じて行っていた設備投資や修繕を、賃料や入居率目標に貢献する修繕を重視するなど、計画的な運営を行いました。

 これらを進めるうちに、単に「利回り」という目線だけで不動産を持たず、レバレッジ(借り入れによる自己資金収益効果)・減価償却・物件の健全化などさまざまな視点から判断することの重要性とその効果を実感できました。

 これを顧客サービスにつなげていけばオーナーの資産拡大にもつながるのでは、と考えたのがきっかけでした。今ではCPM理論を素地とし、相続が発生する事を見据えた売却や購入の提案や、物件の投資価値を引き上げる選択肢を論理化、数値化した上で提案する管理受託に力を入れ始めています。

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