MIWA Akerun Technologies、鍵管理システム長谷工採用

MIWA Akerun Technologies(ミワアケルンテクノロジーズ),長谷工ライブネット

商品|2024年03月04日

導入物件であるLiveCasa白石の外観イメージ

スマートロックも設置

　スマートロックの管理サービスを展開するMIWA Akerun Technologies(ミワアケルンテクノロジーズ以下、MAT:東京都港区)は1月25日に、鍵管理システム「Akerun.Mキーレス賃貸システム」が長谷工グループの長谷工ライブネット(同)の管理する賃貸住宅に順次導入されると発表した。

　導入対象は既築の東京都豊島区にある「ブランシエスタ駒込」および、新築となる東京都板橋区の「LiveCasa(ライブカーサ)西台」と北海道札幌市の「LiveCasa白石」の3物件。Akerun.Mキーレス賃貸システムの導入と併せて、MATの出資会社である美和ロック(同)のスマートロックを設置する。

　今回の導入目的は、長谷工ライブネットにおける鍵管理の業務効率化だ。スマートロックを設置することで、物理鍵の紛失などのリスクを低減することができる。内見から退去に至るまでの鍵の受け渡し業務が不要になり、鍵の交換や回収の手間を省く。それに加えて、物件のIoT化を図り、物件の価値と入居者の利便性向上を狙う。

　Akerun.Mキーレス賃貸システムは、スマートロックとの連携により、クラウド上で鍵の管理ができるサービスだ。内見や入退去時の鍵の受け渡しの効率化に寄与する。

　渡邉宏明社長は「今回の提供が、法人オーナーや大手管理会社に同サービスを認知してもらえるきっかけになればと思う。管理会社、オーナー双方の理解を得られるよう、今後も事例を増やしていきたい」と語る。