コンセプトは職住近接
投資用マンションの開発を手がける北辰不動産(東京都港区)は、賃貸マンションの新ブランド「COCOCUBE GRANDE(ココキューブグランデ)」を開始、1棟目を2025年10月に竣工した。
各住戸にはワークスペースや土間を設けるなど、現代の新しい暮らし方や職住近接をコンセプトにしている。
同物件は、東急電鉄東横線学芸大学駅から徒歩13分の場所に立地する。RC造4階建て全12戸。家賃は20万6000~24万円、別途管理費が1万5000円。間取りはワンルーム~1LDK+サービスルームで、41.76〜51.63㎡。室内に物干し竿やランドリールーム、ワークスペースなどがあり、一部住戸は土間を設けた。水回り設備は、グリル付きの3口IHコンロに、浴室には追い炊き機能も備えている。
25年11月初旬より申し込みを開始し、12月15日時点で1組の入居が決まっている。この1組は、いわゆるパワーカップルだ。物件の管理はグループ会社のアドバンス・シティ・プランニング(東京都港区)が担う。
従来の賃貸マンションブランド「COCOCUBE」は単身者向けだが、COCOCUBE GRANDEはカップルや夫婦など、2人程度の少人数世帯をターゲットにしている。
開発事業部の佐藤大輔次長は「都心でのファミリー分譲住宅の価格が高騰し、住宅購入を控える層が増えている背景がある。2人暮らし以上の人の市場に刺さるのではないか」と話す。
北側斜線により勾配天井の部屋だが、開放感がある
同物件は敷地内で用途境があり、4階にある1室は、本来設計段階では存在しなかった。敷地内の高低差を利用し、共用部を中心に東側と西側の建物で高低差を付けることにより、1部屋増やすことができたという。この住戸は一部を勾配天井にして、47.88㎡のワンルームとした。勾配天井でも天井高が3.1mあるため、圧迫感は感じない造りとなっている。
「当社には『プラスをつくる』というミッションがあり、物件に付加価値を付けたいという思いがある。そのためCOCOCUBE GRANDEは、土間やワークスペースを設け、部屋の広さや間数を重視した少人数世帯向けの賃貸マンションとした」(佐藤次長)
COCOCUBE GRANDEは、同社の創業60周年を機に掲げたプロミス「ここにある輝きをともにカタチに」を体現する第1弾として位置付けているという。
(2026年1月19日2面に掲載)




