Yearning for Yazu Project、空き家活用通じ移住支援
一般社団法人Yearning for Yazu Project(ヤーニングフォーヤズ プロジェクト)
管理・仲介業|2024年05月09日
相談対応の拠点を開設
一般社団法人Yearning for Yazu Project(ヤーニングフォーヤズプロジェクト:鳥取県八頭町)は、空き家の活用事業を通して、移住者を増やすための取り組みに着手。2023年4月に八頭町の空き家バンク業務を受託した。同年9月には活動拠点「くるくる」を開設。対面での移住相談に対応しながら、街づくりの拠点としても機能する。
同法人の空き家活用事業は、主に二つ。一つ目は八頭町から受託している空き家バンク業務だ。業務内容は、空き家バンクのホームページ制作、移住希望者からの問い合わせ受け付けや内見案内など。家主と移住希望者の、売買や賃貸におけるマッチング後のフォローも実施する。移住定住サポートセンター業務も行っており、空き家活用事業との親和性は高いとみる。
二つ目が、空き家のサブリース事業だ。空き家の所有者から同法人が物件を借り上げ、移住希望者へ転貸する。家主との契約件数は3件で(4月11日時点)、すべてリフォーム工事中だという。
入居後の軽微な修繕相談などの管理業務にも、同法人が対応する計画だ。八頭町で空き家が賃貸に出されることが少ない中、同社がサブリースを行うことにより、空き家の管理に困っている家主と、賃貸物件を求める移住希望者双方の課題解決に取り組む。