管理戸数約1900戸の京都賃貸スタイル(京都市)は、リノベーションの提案を強化する。入居率を高めることで、既存オーナーを中心に管理戸数を年に100戸伸ばす。特に注力するのは、水回り設備の交換・改修だ。
水回りの改修重視、入居率97%
京都で1900戸管理 年800件の工事実施
京都賃貸スタイルは管理物件のリノベを強みに、管理戸数を増やしている。入居率の改善により既存オーナーの満足度が高まり、追加受託につながっている。
同社は京都府内を商圏とする。売上高(非開示)のうち工事売り上げが48.5%、管理手数料売り上げが24%、賃貸・売買仲介売り上げが16.2%、その他の収入が11.2%だ。主軸と位置づける事業は管理で、基本的に全従業員が管理業務に関わる。賃貸仲介部門は、リーシング力を維持するために必要だと捉えている。
従業員数は11人。そのうちオーナー窓口を担うのは、佐藤嘉之社長を含めて5人となる。管理を受託するオーナーは約200人だ。
同社はフルリノベや間取りの変更、デザイン性の向上、設備交換など、物件のバリューアップにつながる改修を幅広く手がけている。これまでには、2DKを1LDKに変更した。年間約800件の改修を行い、そのうち設備交換は約100件、フルリノベは10件行っている。
佐藤社長は「改修で重要視するのは、水回り設備の刷新だ。洗面台やトイレなどを、一般的な商材よりもグレードの高いものに交換する。費用は通常の商材と比べて2割ほど高いが、水回り設備は内見時に印象が残りやすく入居の可否に直結する。そのため、優先度は高い」と話す。





