アクトテック 、雨水の浸入経路を徹底調査

アクトテック

管理・仲介業|2026年01月15日

浸入箇所の調査風景

必要な修繕方法を報告

 雨漏り調査を専門に行うアクトテック(神奈川県横浜市)は、「雨漏りクリニック」の名称で住宅やビルにおける雨水の浸入経路の調査を行っている。

 調査は五つのステップで行う。「赤外線サーモグラフィ調査」では、建物表面の温度分布を調べ、外壁内部に滞留する水分を確認する。電気を使った「ハイドロパス調査」は、雨水の浸入口と考えられる箇所に微弱な電流を流して数値を測定。複数箇所の値を比較して、雨漏りの原因となっている部位を絞り込んでいく。

 その後、壁や床などに滞留している水分量を数値化し確認する「水分率調査」、調査水をためて減水を確認する「減水調査」、発光液を混ぜた水を流す「発光液調査」を行って雨水の浸入箇所を突き止める。調査結果に加え、必要な修繕方法を記載した調査報告書を依頼主に提出するまでが同社のサービスとなる。

 建物のタイプや症状にもよるが、調査開始から報告書提出までの所要期間は2週間程度。基本料金は15万円程度からとなる。瑕疵保険との兼ね合いもあることから、修繕工事については建物の施工主に相談することを勧めている。

 田中清隆代表は、工事の受注を前提に調査や見積もりを無料で行う事業者が多いことを危惧。「何度工事をしても漏水が止まらないという話を多く聞いてきた。工事よりも、まずは徹底した原因究明が先にあるべき。『雨漏りしたら、まず調査』という文化をつくっていきたい」と話す。

 雨漏りクリニックの商号でフランチャイズチェーン(FC)も展開しており、2025年12月末時点で10社が加盟する。「施工は、日頃何かあったときに駆け付けてくれる距離にある会社に依頼するほうがいい」との田中代表の考えから、加盟店も原則的に調査までを専門に行う。

田中清隆代表

アクトテック
神奈川県横浜市
田中清隆代表

(2026年1月12日15面に掲載)

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