銭湯もリニューアル
年間3000人が来訪する施設に
ニッチを狙う
広島県・呉駅の駅前に、ゲストハウス、銭湯、飲食店、インターネットカフェが混在する複合施設「赤ビル」がある。2023年まで寂れた築古ビルであったものを、1棟丸ごとリノベーションし、再生したのだ。
手がけたのは、元外資系コンサルタントの小島真帆社長率いる赤ビル3C&Spa(広島県呉市)。小島社長は「ゲストハウスは広島の特色を生かし『潜水艦』をコンセプトにして設計しました」と話す。同ビルは築約60年。もともと1階は飲食店、2階はインターネットカフェ、3階は銭湯、4階は倉庫として使われていた。このうち3階の銭湯をリニューアルし、4階をゲストハウスにコンバージョンした。
3階の銭湯をリニューアル。家業を受け継ぎつつ、ゲストハウスとの相乗効果も。宿泊者の3人中2人が銭湯を利用している
ゲストハウスを単なる宿泊所ではなく、コンセプト型として特色を持たせたのはニッチ需要を取り込むためだ。
呉市の特徴として、潜水艦保有数が全国1位の呉基地があることが挙げられる。それに関連して、市内には「てつのくじら館」という海上自衛隊の史料館もあり、そこには実際に使われていた潜水艦が展示されている。





