住宅向けスマートホームを開発するHOMMAGroup(以下、HOMMA)は、ソフトウエアで住宅の価値を高め続ける「HomeOS」を展開する。本拠地のアメリカに新築した導入物件では、相場よりも高い家賃で満室稼働。本格的に営業を開始した日本でも大手デベロッパーの賃貸住宅での導入が進んでいる。住宅の新たな付加価値創出に挑戦する。
照明が自動で点灯、更新される体験価値
「住宅にイノベーションを」
住宅向けスマートホームプラットフォームを開発するHOMMAは「住宅をソフトウエアで進化させる」という発想で事業を展開している。照明や空調、ブラインドなどの住宅設備を統合制御する独自のHomeOSを開発。高級賃貸マンションや注文住宅を中心に導入を進める。ソフトウエアの更新によって居住者の体験価値を高め続けることで、新たな住空間の実現を目指している。
本間毅社長は、大学在学中に独学でプログラミングなどを学び、その後、ウェブデザインやシステム構築を行う会社を起業。会社を売却した後、ソニーに入社し、新規事業立ち上げなどを担当した。その後、楽天で執行役員を務めた。ソニーや楽天時代にシリコンバレーに住み、「Uber」や「Tesla」「Airbnb」など、テクノロジーで既存産業を変革するスタートアップが次々と誕生する姿を目の当たりにした。そんな中、「電話はiPhoneへ、車はTeslaへと進化したのに、住宅だけは昔と大きく変わっていない」と感じた。





