ミガロホールディングスの中西聖社長は「AIで経営は劇的に変化する」と語る。社内で培ったAI活用のノウハウを外部向けサービスとして展開。現在取り組むのが、システムの中心にAIを置く「基幹AI」による、生産性の向上だ。
顔認証マンション棟数1年で1.8倍
建築費高騰、開発規模拡大で対応
AI活用を重要な経営戦略に位置付け、DX不動産事業とDX推進事業の両輪で成長を目指すミガロホールディングス。2026年3月期の決算は、売上高が前期比11.3%増の575億3200万円、営業利益は同12.8%増の30億6100万円と増収増益だった。売り上げの9割を占めるDX不動産事業は新築の販売数が増えたことで、利益も伸長した。ただ、建築資材価格や人件費の高騰、工事期間の長期化、金利上昇を背景に、投資用不動産市場を取り巻く環境は厳しさを増している。
中西社長は「建築原価の高騰に対しては、賃料上昇による販売価格の伸びが上回り、前期は粗利率を維持できた」と振り返る。一方で、「在庫仕入れ資金の金利上昇だけでも前期は約1億5000万円の影響があった。今後、販売金利も上がれば、市場環境はさらに厳しくなる」と予測する。





