エイブル(東京都港区)は2月1日、フランチャイズ加盟店のセンデン(長野県松本市)がシンガポールのオーチャードロードに店舗出店したと発表した。
FCによる海外店舗としては、上海、ハノイ、マニラ、ソウルに次いで5店目。
本部は別に直営5店舗を展開している。
海外事業を取りまとめるエイブル&パートナーズ(東京都港区)の道野秀樹シニアオフィサーは、「ネットワーク全体の海外事業を強化するため、国内の既存加盟店に出店を働きかけている。成熟した日本よりも成長国の多いアジアの方が、将来性は高い。『日本のエイブル』から『アジアのエイブル』として認知されるようにブランディングを強化したい」と事業にかける意気込みを語った。
出店地は、観光と商業の中心地で、地元の不動産店舗も多数出店している。
日系企業で働くスタッフを対象に仲介を手掛けていく。
「邦人向けの単身者向け物件の相場は30万円以上。量より質を重視すれば採算は十分にとれる」(道野氏)