不動産と技術を融合させて業務の効率化を図り、新たなビジネスを生み出す「不動産テック」事業を手がけるGMO ReTech(ジーエムオーリテック:東京都渋谷区)は不動産管理会社向けDX(デジタルトランスフォーメーション)プラットフォーム「GMO賃貸DX オーナーアプリ」の新たな機能として「建物診断レポート」の提供を1月30日、開始した。
修繕会社への素材提供、容易に
大規模修繕事業を行うホープハウスシステム(大阪府豊中市)と連携したサービスとなる。管理会社は同アプリのガイドに沿って建物の写真撮影を行い、ホープハウスシステムや任意の修繕会社に送信する。修繕会社は送られてきた写真を基に建物診断を行い、管理会社に結果を提出。管理会社は診断結果を受けて大規模修繕工事をオーナーに提案する流れだ。
同アプリには、管理物件の築年数や任意で設定した年月から、修繕が必要となる時期を計算し、管理会社に通知する機能も備えた。
(2023年3月6日9面に掲載)