シェアハウスを300室管理するHidamari(ヒダマリ:熊本市)はシェアハウスの運営業務を手伝った入居者に対し、報酬を支払う『フェロー制度』を6月に導入した。現在一人の入居者がフェローとして運営をサポートしている。コロナ禍で仕事を失った入居者の収入源とするだけでなく、シェアハウス運営のノウハウを学ばせることで、ゆくゆくは社員として雇用することも視野に入れている。
シェアハウス会社、人材確保に期待
『フェロー制度』では、内見案内、業者対応、退去立ち会い、定期巡回、イベント時の撮影といった業務を委託する。例えば、1回の内見案内で3000円、成約となれば1万円を追加で支給。内見が行われる物件と時間はアプリのメッセージ機能で周知されるため、フェローは自分が住む物件からの距離や、予定を確認した上でオファーを受けるかどうか検討することができる。